恋を語る歌人になれなくて

2016,5月 LINEで送信したメッセージを「それは短歌だよ」と教えてもらったことをきっかけに、短歌な世界に引き込まれて行く。おそーるおそーるな一歩一歩の記録。

パンがなければ短歌を食べればいいわ

今日も前につくりかけた短歌のメモをあーでもないこーでもないといじっていて、新しい歌は詠めませんでーした。ふぇっ。

毎日コンスタントにどんどん詠めないとしても、短歌から離れる日は無いので、焦らなくなったですね。毎日、ねこ脳が一個くらいずつかしこくなってるじっかんがあるので。

今日は取り寄せてた本が一時にどーんと届いたので、ホクホクの日です。
今日買った短歌の本は、『瀬戸際レモン』蒼井杏、『歌集 噴水塔』加藤治郎、『今はじめる人のための短歌入門』岡井隆、『和歌のルール』

まっさらの初心者が何から読んだらいいかは、たぶん大事なんじゃないかとじぃっと考えた。まずは自分のすきな歌をつくる人の本を読もうと、己の嗅覚にしたがって読んでいるところ。

読んでるとたのしくて、寝そべったままギャー!わー!とか言いながらバタバタしたり、付箋を貼りすぎて本がびらびらのもさもさになってしまったり、すごく楽しいです。

10年くらい前にヴァイオリンを辞めてしまって以来ずっとしみついて取れなかった空虚、生きてる実感の無さ、みたいなものから本当に久しぶりに解放されてる気がする。


【今日のうた】
内臓をかきまわすようにボールペンのためしがきをするわた わた わたし
 蒼井杏『瀬戸際レモン』