この頃は両親の方が先に中日歌壇をチェックし、載っていないと明らかにがっかりしてるようなので、こっちがモヤモヤする。
「まだ4回ぐらいしか葉書出してないから!」
「朝刊には載りそうにない陰気な短歌しか送ってないし、小島ゆかりさんに一目読んでほしい片想いのラブレターみたいなもんだから!」
、、、とか両親に言っても言い訳にしか聞こえないだろうから黙して、毎週月曜は「ぐむむむ...」とやり過ごしてるんだけど。
今朝も言うに言われぬ憂鬱な言い訳と共に居間に降りると、母から「新聞、載ってるよ!」って朝刊渡された。
あ、そう、いや、あの、そう、、、みたいなね。
あまり両親を期待させないように喜んで見せないように控えたりして。はは。。。
これ、たぶん、一ヶ月くらい前に最後に送った短歌だとおもう。
うたの日の題「挽歌」でつくったけど出さなかった方のを中日歌壇に送ったのでした。
眠る前となりに居る気がするたびに呼んでみてさらにしんとする夜 森緑(中日歌壇2016/10/10)
寂しさが、ゆっくりとじわじわと胸に伝わってくる。内容を生かすリズムに魅力がある (小島ゆかり選評)
わあ...憧れの小島ゆかりさんにちゃんと読んでもらえてるんだぁ...ちょっと褒めてもらえてるの、凄くうれしいぃ...。きゃあぁ...。
【今日のうた】
ドリブルの音の絶えたる真昼間はふかぶかと夏を待つ体育館
大辻隆弘『水廊』(「恋してしまふ」)