恋を語る歌人になれなくて

2016,5月 LINEで送信したメッセージを「それは短歌だよ」と教えてもらったことをきっかけに、短歌な世界に引き込まれて行く。おそーるおそーるな一歩一歩の記録。

職場詠?

今までわたしは、履歴書に書き切れないだけの転職をしてきました。自営業も自由業も正社員も非正規も激短ハード夜勤も夜のお仕事も(3日だけで辞めたけど)やってみました。なんか違うと思ったら辞めてしまうし、引き合いがあれば辞めてそっちに飛び込んでしまう。あ、ねずみ講に巻き込まれたことも案の定ありますよ。

まだよくわかってないけど、職場詠って、今のことしか詠まない決まりなんでしょうか?

過去の仕事のことを、決まった季節になると思い出すし、当時はことばであらわすことが出来なかった思いが今になって決壊したダムのようにうわあーっと押し寄せてくることもある。それを詠むのはただの回想なのか?

現在の職場詠を詠むことと同じ熱量で、あの頃のことを少しずつの連作(職業別とか?)にしてみたいと思ってる。
なかなか入れない職場で働いてたりしたことから、単純にあまり知られてない現場あるあるだけクローズアップされるのも意図するところと違う気がするし、ただの回想じゃないようにしたい。


【今日のうた】

コロッケがこんがり揚がる夕暮れの母に呼ばれるまでのうたた寝

 鳥居『キリンの子 鳥居歌集』