恋を語る歌人になれなくて

2016,5月 LINEで送信したメッセージを「それは短歌だよ」と教えてもらったことをきっかけに、短歌な世界に引き込まれて行く。おそーるおそーるな一歩一歩の記録。

獅子舞はもう来ない

元日は獅子舞の笛で目が覚めた。
こどもの頃は庭に出て獅子舞を見るのがたのしみだったな。頭をかんでもらったりね。

でも、後で聞いたら、今年がラスト獅子舞だそうです、後継者がいないそうで。

ああ。
当たり前と思ってた伝統は、こうやって突然消えていくんですね。


短歌は、ネットやなんかで若い人が盛んにやってるから安泰なのでしょうか?わたしは違和感があります。

大切なことを学んで引き継いで、次の世代へ断続的に受け渡してゆくことを置き去りにしてたら、いつか短歌も途絶えてしまうのでは、と元日から考えた。それは結社の担う役割なのでしょうか。だとしても結社の外側は別世界でいいのでしょうか。わたしには、わかりません。


【今日のうた】

花の色は移りにけりな いたづらに 我が身世にふる ながめせしまに

 小野小町(百人一首9番)