恋を語る歌人になれなくて

2016,5月 LINEで送信したメッセージを「それは短歌だよ」と教えてもらったことをきっかけに、短歌な世界に引き込まれて行く。おそーるおそーるな一歩一歩の記録。

はじめまして。未來2017/05月号

やっと今月号から、短歌結社未來の大辻隆弘選歌欄こと夏韻集に掲載され、とうとう夏韻集の子になった実感が日々増し増しです。

@@@@@@@@@@@@@@@@@

『未來5月号』夏韻集/森緑

忘れてた古傷えぐる生臭い夢から憎悪が目覚めていった

かぶりつくテリヤキマックバーガーのソースが垂れる これは現実

エレベータふわんと揺れて白昼夢ほんとのわたしはここにいるのか

いつも寄る古本バーにてアブサンの緑の白く濁る春の夜

除草剤を撒いてもつんと咲いている真紅の薔薇が少し怖くて

文末のハートマークがレモン色ならこんなにも心は揺れず

メタリックカラーのまわし次々にファッショニスタの力士は増える

シアトルのスタバ世界一号店の隣のパン屋のピロシキを食む

気まぐれにピアノに指を落としたらビル・エヴァンスが降りてきたんだ

@@@@@@@@@@@@@@@@@@

のびのび、自分のペースで歌を続けていきたいです。どうぞよろしくお願いしまーーーす!!