恋を語る歌人になれなくて

2016,5月 LINEで送信したメッセージを「それは短歌だよ」と教えてもらったことをきっかけに、短歌な世界に引き込まれて行く。おそーるおそーるな一歩一歩の記録。

伊勢歌話会で一歩ずつ成長を

昨日の伊勢歌話会は、偶然いつもは参加されるほかの結社の方もほかの選歌欄の方もお休みで、夏韻集の女子四人と大辻先生の少人数でいつものように和やかにみっちりと、いつもよりゆったり進んでゆきました。

初めて参加した頃は、自分以外の方の歌について、「むずかしくてわからんけどすごいなあ」的バクゼンとした感想をもっていたのですが、最近になってそれぞれの個性や雰囲気の違いが少しずつ解ってきた気がします。
キャラ立てしなくても歌の背後から「私」は立ち上がってくるから、と大辻先生がおっしゃったのはそういうことなのかな、と思いました。

昨日は大辻先生から「文体が幼い」というご指摘をいただいたことで、ああ!だから自分の思ってることを詠んだつもりでもできあがってみると仕上がりに満足がいかない(けれどどこかで妥協することで完成としてきた)ことや、ほかの人の歌と並べてみたとき浮き上がってるような違和感を感じることが多かったのか、とすごく納得がいきました。

大きな一歩!!!

すぐにはガラリと変更できないかも知れないけど変わりたい、よくなりたいと強く思っているので今に見ていてくださいよおう!!!

伊勢歌話会は和やかに熱心にみっちりと歌と向き合える貴重な時間。ちょこちょこっとした隙間に派生して聞ける大辻先生のお話がいつも興味深いです。昨日は特に、歌をやめる人、やめない人の違いについて聞けたのがラッキーでした。