2018年も半分終わっちゃったよ、うわあーーーんん。
2018年については、恋愛できたこと以外に何も前進しとらん気がします。
そんな時に届いた未来7月号。
この前、短歌する恋人とも話したんだけど、わたしはこの先も短歌を楽しくつづけられたらそれが一番しあわせで、大きな注目や評価をされることがなくても、何かしらの賞とかもらえなくても、短歌をしていたおかげで優しい恋人や友人ができたから、もう十分もらい過ぎなぐらいやし、と思っていて、、、、それで、あの、、、うまく言えませんけど。
それでも、夏韻集の看板横に並んで載せてもらってあると、背筋がしゅっと伸びる感じがします。大辻先生から、もっともっとがんばれるで!と声をかけてもらってるような気持ちでぐっときます。選歌後記にも強くはげまされました。
今月も、ありがとうございます。
未来7月号の歌9首です。
よろしかったら、ちょっと読んでいってくださいませ。
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えぐみ 森緑
三月はさらさら落ちる砂時計うしろ姿に声はかけない
止まり木に白木蓮の群れを見たどれも飛び立つことはなかった
スピッツの「ロビンソン」ばかり流れてた新卒の春のFMラジオ
のど飴は糖質90%(パー)オフで甘い石ころなのかも知れない
待ったなしの三月末とわたしとの軋みのなかをゆく紋白蝶
筍の下茹でをする湯気の中わたしのえぐみはあふれてしまう
欲求が(異性に対し)わいてこない つぎつぎ芽吹く庭のドウダン
先輩が老眼鏡を買いしこと真夜中過ぎのツイートに知る
最後までチェーンソーなど出て来ない「女子高生チェーンソー」なる映画
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