恋を語る歌人になれなくて

2016,5月 LINEで送信したメッセージを「それは短歌だよ」と教えてもらったことをきっかけに、短歌な世界に引き込まれて行く。おそーるおそーるな一歩一歩の記録。

伊勢神宮観月会の短歌と兄にランチをゴチになります会でのこと

先日、中秋の名月の9/24に伊勢神宮でおこなわれた観月会に応募した短歌(題詠「父」または「母」)で、準佳作をいただきました。

 

観月会は行けなかったのですが、後日、ずっしり重い小包で、神宮の印が入った桧の文鎮(めちゃくちゃ目の覚めるようなヒノキの香り!)の記念品と観月会応募作品集が届きました。

 

両親は、うちの娘がもらうんだから準佳作なんていうのは参加賞みたいなもんだろ、と思っていたようでしたが、記念品がどえらい霊験あらたかな様子で、また、作品集を見て日本全国から多くの応募があったこともわかり、驚いていたようでした。

 

母の見し対馬の海ははるかなり今は熊野の海を眺めん

 

それで、昨日10/3は月に一度、兄と両親と4人でランチをいっしょに食べる会だったのですが、わたしは恋人のことを兄にどのタイミングで切り出そうか、相談できることは相談してみようかと、もわんもわん考えていたので、短歌で準佳作だったことは伝えるのを忘れていたのですが、ランチの最中、唐突に父がわたしのことを褒め始めたのです。これにはわたしの方が、はぁ????と取り乱してしまいました。

 

わたしはこの家では、出来の悪い方のこども、ということで、子供の頃から褒められることはなく、親の期待通りに成長した兄と比べたら厄介者の居候で、腐ったみかん(え?古い?)という立場です。

 

父は権威に対して非常に弱いところがあり、伊勢神宮!というのがじわじわきてるようで、日頃絶対にわたしを褒めないのがウソのようにこの時だけは「寝てばっか居るのに、どうやって作るか知らんけどいつの間にか作っとる」だとか「かんたんなことしか書いてないのに、なぁ」だとか突然言い出したので、何?兄の可愛がってる妹を持ち上げて今さら兄に点数稼ぎ?とオタオタしてしまいました。

兄はわたしが短歌をしていることも知らなかったようで、おどろきつつ喜んでくれているようでした。その点では、父がばらしてくれて良かったかな。

 

 

でもこのところ、短歌がまったくできません。

この先、賞とか入選とか何もなくなったら、最近どうなってんの、あれはまぐれか?って父親から嫌味ばかり言われそうでナーバスになります。

だからといって、常に挑戦し続けるのは苦しい。それはもう、わたしが楽しんでいた短歌ではなくなるのではないか。でももっとのびのび自在に歌を詠めるようになりたいし、そのための勉強をしたい。。。

 

 

なんか、ぐるぐるぐるぐるしてるけど、とりあえず、短歌の前に生活を正さなければ、とは考えてます。。。ぐむむ・・・。