恋を語る歌人になれなくて

2016,5月 LINEで送信したメッセージを「それは短歌だよ」と教えてもらったことをきっかけに、短歌な世界に引き込まれて行く。おそーるおそーるな一歩一歩の記録。

未来2018年10月号は800号記念特集号(2)でした

今月も、未来がきています。なんと801号。凄い。

長く濃密な歴史のなかに、なにかしらの縁がありちょろっと置いてもらえてる有り難さを感じます。

 

今月号も厚い。先月お見かけしなかったあの人この人、後半ページで自選10首&エッセイもりだくさんですね。じっくり楽しく読ませてもらってまーす。

夏韻集を卒業して、ニューアトランティスへ行かれたにゃん先輩こと森本直樹さんの月詠が、久しぶりに読めたのも安心できてよかったです。

 

今月の連作は、お相撲!名古屋場所の時に月詠を作ったので煮詰まることなく、気楽に詠みました。歌の良し悪しはおいておいて。まあ、たまにはそんな時もあってええやろ、という言い訳をしながら。

 

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未来10月号の歌     名古屋場所  森緑

 

たのしんで歌を詠みたしネットから離れて静かな風に吹かれる

 

伸びしろと呼べばほのかにあたたかいお風呂あがりに屈伸をする

 

千代の国対逸ノ城の取組はどちらも勝ってと願ってしまう

 

取組が終わった頃にスマホへと届く通知で負けを知らされ

 

お相撲を見ているときだけ父母と共通言語で話ができる

 

我が家では遠藤よりも勢と阿炎がイケメンだという噂

 

会場にうちわの波は揺らめいて画面のこちらに熱気が届く

 

鶴竜が連敗したのち座布団は止むことなしに飛び交っており

 

色合いのきれいなまわしを見掛けると考えてみるわたしのまわし

 

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若貴時代からのライトなお相撲ウォッチャーです。

好きな親方は錣山さん♡、寺尾時代からかっこよかった~。

推しは逸ノ城と宇良ちゃん(ピンクのまわしの宇良ちゃん、怪我から復帰中!)ですが、朝青龍さんの甥っ子、豊昇龍も大注目。

ヒルでダンディな安美錦さんは、勝っても負けてもたたずまいが好き。

 

前からちょいちょいお相撲さんの歌を連作に入れたりしてるんですが、連作にしたのははじめてです。

覚王山のあたりに住んでいた頃、名古屋場所の頃になると、勤めてた本屋にお相撲さんが来店してこっそりこーふんしたり、コンビニにお相撲さんが何人もいて大きさに勝手に感激したり、坂を下ってきたイケメン眼鏡のお相撲さんの美男ぶりと甘いかおりにくらくらっと来てすれ違った後を追いそうになったり、名古屋場所をテレビで見てると、名古屋での暮らしの楽しかった断片がふわっと浮き上がってきて、「名古屋に帰りたい病」が再発します。

 

日本相撲協会公式アプリをスマホにインストールしています。

推し力士や推し部屋を登録できたり、出身県別データなども見られるし、推しの勝敗が決まると即スマホに通知が来て、「あ~今日も逸ノ城負けたかぁ~」と取組動画を再生できます。タニマチという有料会員もあるけど、無料で十分見るところがあります。

 

はぁ~~生でお相撲みてちゃんこ食べておみやげいっぱい買って親方と写真とったりしてみたいなぁ~~~。めちゃくちゃ楽しい一日になりそうだなぁー。