恋を語る歌人になれなくて

2016,5月 LINEで送信したメッセージを「それは短歌だよ」と教えてもらったことをきっかけに、短歌な世界に引き込まれて行く。おそーるおそーるな一歩一歩の記録。

未来2019年5月号のうた

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伊勢歌話会から鼻唄(イエモン)まじりに帰宅したら、届いてました!

ちょうど2年前の5月号からスタートした夏韻集の森緑は、
今月号から森田しなのになりました!

2年間の森緑期間はあおむしで、これからサナギになるのでしょうか。
まあ、まあ、のんびり楽しく!やっていきます。

2年前、初めての月詠を出したすぐ後、師匠に歌会でお会いしたら
「肩にちから入っとったな。笑」って言ってもらったのを思い出します。
あの頃は、もっと凄く精進しなくちゃいかん、滝行いくか!ぐらいの勢いで
自分に厳しかったけど、今は程よくゆるっとがんばってる気がします。

焼肉おいしい!短歌たのしい!
みたいな感じです。


森田しなのとして再デビューしたので、記念に一枚撮りました。

よかったら読んでみてください。

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未来 2019年5月号のうた 森田しなの

占いに凶と出る名で生きてゆく吉運をよぶ筆名つけて

親族にケイコ多かり広島の圭子などことば添えて呼ばれる

稀勢の里引退すべし我が声の尖りゆくとき母は黙せり

取組をスローで見れば脇腹の肉はばゆんばゆんとはずむ

会見を涙しながら見る母に声はかけずに部屋を出でたり

椿の葉みどり濃くあり冬の陽に照らされ時に白くきらめく

兄嫁と兄とランチに寿司を食む鰤は苦手と言えずほおばる

お寿司屋のおすすめメニューを眺めつつカニクリームコロッケ頼めずにいる

院長の妹だからがまんする手の甲に刺す採血の針

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いやあ、荒磯親方!!
稀勢の里時代は推せなかったけど、引退して親方になられたら
解説は順調じゃないですかー。
完全に、好きなことについてなら熱く語れるおたくのようで
大変好感をもって見ています。

お相撲短歌はがんばってこしらえるというより、
見てるとついつい詠みたくなる。
今は夏場所中なので、また何かできるかも。

推し力士の逸ノ城だけは見逃さないように
夕方ごろになるとソワソワしてます。
(見逃したら公式アプリから取組の動画が即座に送られてきますけど)