恋を語る歌人になれなくて

2016,5月 LINEで送信したメッセージを「それは短歌だよ」と教えてもらったことをきっかけに、短歌な世界に引き込まれて行く。おそーるおそーるな一歩一歩の記録。

未来2020年2月号の歌

年末のナゴヤドームイエモンで燃え尽きてから、ほんとうに倒れ伏して一か月寝たきりでした。

 

未来の新年会、行きたかったよぉーーーー。

 

やっと咳が止まる頃になって、新型コロナウイルス

体力が持たないので、出来るだけ外出もせずヒキコモリ生活をしています。

 

二月って、小学生の頃から大人になるまではバレンタインデーがあってわくわくソワソワできたけど、最近はそうでもない。

チョコは大人になって克服した苦手な食べ物のひとつなので、やはり95%カカオとか苦いチョコに走りがちだしね。

 

二月号の100ページに、ミニエッセイ「その日その日」を載せてもらってます!

このお話をいただいた時はうれしかったなー。

未来に入って分厚い本にぎちぎち短歌が並んでるけど、どこから読めばええんやろ、という、一番最初の頃の”短歌のことよくわからん期”(今もよくわからんけど)、「その日その日」はゆるっと読めてその頃からこれは自発的に書いて送るんだろうか?依頼が来るんだろうか?とか興味しんしんでした。

うれしかったので、10個ぐらい違う話を書きました。でも、読者全員が物書きという場を思うと少し背筋が寒くなったし、送り出すのはどれが適切か?とわからなくなって、直しもできるようにしめきりより早めに2つ送りました。そのため、どっちが何月号に載るんやろ???とハラハラしてました。載らなかった方は、イエモンのことを考えると寝付きが良くなるという話。

 

軽く読みやすい仕様となっておりますので、なにとぞ、なにとぞよろしくお読みくださるとメチャクチャうれしいです。

 

二月号の歌は、こちらです。

やはり、数あわせ的に入れてる歌はシャッと落としてもらってあり、九首掲載でした。

 

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昼前に起きれば人の気配なくカレーのにおいだけが漂う

 

机には父の書きたる筆圧の強い書き置き残されており

 

高齢者だけで遠くへドライブに行くなと言っても抜け駆けされる

 

鹿肉はジビエになるがなぜ人は猿を食べようとしないのだろう

 

ラベンダーの枯れた葉っぱを千切ったら薬草だぞって強く香った

 

木犀の頃は過ぎにきロクシタンヴァーベナのハンドクリームを塗る

 

衝動的殺意を押し留めることに一日の気力を使い果たせり

 

動物に言葉を教えるゲームには「死」とか「殺」とか入力できない

 

周期表ながめておればおのずから毒性のある元素が浮かぶ

 

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ちなみに猿は食べる国や地域もあるそうです。