恋を語る歌人になれなくて

2016,5月 LINEで送信したメッセージを「それは短歌だよ」と教えてもらったことをきっかけに、短歌な世界に引き込まれて行く。おそーるおそーるな一歩一歩の記録。

本の話

三重の女性短歌同人誌「ささゆり」4号

三重の女性短歌同人誌「ささゆり」4号 わたし、Twitterのプロフィール欄にしれっと「ささゆり同人」って書いてますけど、今日がはじめての歌会参加で、完成した「ささゆり」4号を受け取ってきました。 リアルの歌会に参加するのはなんとほぼ2年ぶり!! こ…

『かばん』ありがとうございます

ちょっと前に、小坂井大輔さんの『平和園に帰ろうよ』、戸田響子さんの『煮汁』の一首評募集にお祭り気分で楽しく参加させていただいたのだけど、今日、掲載号の『かぱん』を送っていただきました!ありがとうございます!!おふたりの歌集については、この…

戸田響子さんの第一歌集『煮汁』を読んだら短歌つくりたくなった

戸田響子さんの『煮汁』を読み終えたら、そのまますぐ短歌に向き合いたくなって五首ほど歌をつくった。そのため感想をまとめるまでにちょっと間が空いてしまった。 良い歌集は、短歌力(たんかぱわー)をチャージしてくれるごちそうみたいなものだと思っている…

小坂井大輔さんの「平和園に帰ろうよ」を読んだよ!

もう、ね、付箋はりながらだけど一気読みだった。 歌集をこんなにぐおおおおーーって読み切ったのはじめてだ。 ふだんは途中で苦しくなって、ほかの本に逃げてまた忘れたころ歌集に戻ってを繰り返しながら一冊の歌集を読み終えている気がする。 歌集全体にほ…

『オワーズから始まった。』を読みました(後編)

白井健康さんの『オワーズから始まった。』を読んで、特にⅡ、Ⅲ部で思うところ、考えたところがあったので、Ⅰ部とは分けて書いてみたいと思います。 (Ⅰ部については、前の記事で書きました。よろしければお読みください)口蹄疫対策にあたるなかで詠まれたⅠ部…

『オワーズから始まった。』を読みました(前編)

白井健康さんの『オワーズから始まった。』という歌集を読みました。 とても心動かされる一冊だったので、ブログにまとめよう!と思いながら、内容が一辺倒でなく多面的に濃密であるがゆえに、なかなか取りかかれずにいました。 白井さんは、獣医さんで、口…

ありがたいことですが

ありがたいことですが、秋ごろから、角川『短歌』の特選、秀逸、佳作、『短歌研究』の準特選、『NHK短歌』の佳作、それから中日歌壇(両親にはこれしか見せないので新聞に載ると待遇が少しよくなる)に載せてもらうことが続いてました。でも、わたしのつくりた…

短歌がテーマの読書会に行ってきました

名古屋に居た三年前まで近所で夜中まで通ってた延長で、いまだに月に一回くらいお邪魔し、お酒も飲めないのに終電までふにゃふにゃだららとおしゃべりする古本バーのcesta さん(cesta.jp)では、定期的にテーマを決めた読書会が開かれているのですが、今回は…

次のミッション、難題

うわあー。 今月の宿題は「ひな」(ひな祭りでもぴよぴよの雛でもOK)で一首だけど 難しい。 わたし、実は、ひな祭りを祝ったことが一度も無いんです、人生で。 子供の頃、ひな人形を買うこと、飾ることを泣いて拒否したので うちには雛人形が存在しない。 お…

瀬戸際レモン祭と初めての詠草

瀬戸際レモン祭から今日で一週間。 先週の土曜、蒼井杏さんの歌集『瀬戸際レモン』の出版記念パーティーにお邪魔しました。 ポエトリーリーディングと批評会とパーティー、歌人の蒼井杏さんはじめ、それはもう色んな色んな方々に会えてじゅうじゅう充実の1…

短歌研究の密度が凄い。

退院後、思うように傷口がふさがらなかったり、痛みがつらかったりして、外に出られるようになるのが遅れてしまってます。まだ人の多いところや電車移動は不安なのと、きちんと座りつづけてるのがしんどいのが今の現状です。12月、歌会デビューの計画は新年…

角川短歌11月号に3首載ってた

角川短歌は買ってきてあったのに、なんと、完全に見逃してました。なんとのんきな、はは。。。 題詠「恋」をうたうで1首きっともう好きになってる 霧雨に傘もさせずに爪先みてる角川歌壇の佳作王子様なんてどこにもいないんだ 今日も閉店まで勤めますヴィック…

ヒヨコ、はじめての短歌結社誌を買う。

週末の名古屋遠征前にちくさ正文館さんに電話でトリオキお願いしておいた『未来9月号』を、どきどきしながら読んでます。 ヒヨコ、はじめて短歌結社誌というのを読んでます。もう、もう、凝縮されてて、船酔いみたいになりながら読んでる。ぐらんぐらーん。…

読書合コンのち平和園のち...

今回は、盛り盛り沢山の遠征でした。 ほぼどこでも全力疾走していたので、初めて会った人にはきっと「ぜぇはぁしてる人」と覚えられたことでしょう。読書合コンでは、「おすすめの本」というテーマで持参した1冊を紹介しあって、その後2人きりどきどきトークの時…

ブログ更新しない夜は

ブログをきちんと更新しない夜は、 ①仕事で疲れ果て、クスリきめて早々と眠りへと逃げ切った ②同時進行で本を読むくせが顕著にあらわれ、あっちをめくりこっちへ戻り、本の人になっている ③短歌つくり熱がアチアチでブログのことまで気が回らない の、どれか…

勝手に自滅しない

この前の短歌講座の宿題「氷」で悪戦苦闘したあたりから、ちょっと停滞しています。 うたの日は全然だしてません。 ミセのことなどを詠んだ連作のような何かを、思いついては散漫に20首くらい書きためているけど、あまり良くない感情がうずまいていて読み返す…

読書好きの男子ーー。

9/18 に、古本バーcesta にて(名古屋・覚王山2番出口出て雨にぬれる間もないくらいスグ)、読コンあーりーまーすー!わたしも行ーきーまーすーー!(かなり張り切っている)男子まだ募集中みたいですので、読書好きな恋したい30歳越えの男子のみなさん、今すぐ…

はじめて買った『短歌研究』が激アツ

『短歌研究2016年9月号』をはじめて買った。うちのミセみたいな本屋には、短歌の本は一冊も置いてないし、短歌の雑誌も入荷しない。そのため自分の分を1冊、客注として入れてもらうように早めに注文をしておくのです。で、どきどきしてたら発売日、ほかの雑…

買ってみた

月曜、新聞にわたしの短歌がはじめて載った(小島ゆかりさんに読んでもらえて選んでもらえた!)ごほうびと記念に、買いました。田舎の本屋にはどこにも置いてないから、中の内容がどんなかんじなのかもわからなかったけど、うた詞の辞典がほしかったので(けっ…

蛇足から手足をもがれた蛇でした

昨日は朝から貧血でよろよろ出勤したら、スマホをベッドに忘れたまま1日を過ごすことになり、無駄におちつかない日を過ごした。仕事中はスマホはロッカーの中だし、お昼休みに通勤途中で思い付いた言葉をメモしたり短歌したり将棋さしたりTwitterみるぐらい…

初日!!!

今日から、名古屋栄で、加藤治郎先生の短歌講座に通い始めました。とにかく、ときめく1日だった。憧れの蒼井杏さんに、付箋びらびらの『瀬戸際レモン』をおずおずと差し出して、サインを頂いた。蒼井杏さんは、もぎたてレモンのように爽やかな笑顔のすてきな…

辞典はどれがいいのかな。

ヒヨコは短歌に適したような言葉もあまり知らなくて、辞典を買おうとかんがえています。なにがいいかわからなくて、Amazonさんで「短歌」「辞典」で検索してみたら、季節に関する短歌辞典からてにをはについての辞典、動詞の短歌辞典までいっろいろあって、何を…

噛み締めてる本

まだ(!!!)、岡井隆『今はじめる人のための短歌入門』を読み続けています。読むのおそいよねえー。古典の和歌を学んだ方が良い、破調というのもあるけど初心者は五、七、五、七、七に忠実であること、人事より自然を詠むことが上達をもたらす、など、など…

いや待てよ、そんなに絶望してないぞ。

たぶん、自分の短歌に絶望したりするのは、アレでは?と思い当たった。 岡井隆『今はじめる人のための短歌入門』の最初に書いてあった、アレ。そのうち他の人の歌とくらべるこころ、競い合うこころが芽生えてくる、、、というアレではないか、、、???絶望…

短歌の中の人を想う

短歌を、歌集ばっかり読むようになって、不器用にんげんだから小説やエッセイが読めなくなった。いつかのタイミングで治るのかな。はは。読んだ短歌を詠んだ歌人について、「どんな人なんだろう」と想像してみたり、もっと踏み込んで憧れのような(恋のような?…

何かとつらい

低気圧で、頭痛やら歯痛やら不機嫌やらイライラやら、異常なだるさやら、やらやらやらで、いちにち動けなかった。むー。短歌な人はどんな時でも、常に短歌について考えをめぐらし、もりもり短歌できるのであろうか?わたし、むーりーー...かも...。今日は岡…

名古屋の本屋で買った

うちみたいなファミリー層向けでガチャガチャした田舎の本屋では短歌の本など一冊も置いてない。俳句の本で、幻冬舎文庫の『まさかジープでくるとは』が又吉直樹だから1冊棚にあるぐらい。 全国で売れてるランキングを重視してどこにでもあるベストセラーの…

実はほむロスだった。

ちょっと前だけど、穂村弘が既婚者だと知った。ショックだった。自分と同じだめ感ただようこちら側の人として勝手に親近感をもっていた。でも違ったんだよ、結婚できる側の人間でいらっしゃったのだよ。わたしは勝手にやるせなくなって落ち込んでみたり読み…

吟行!!

『短歌の作り方、教えてください』俵万智 一青窈(角川ソフィア文庫)を読んでみた。 短歌初心者という一青窈がつくる短歌が旅の様子だとか見たことない世界を切り取って伝えてくるのも面白いし、まじめに添削してる俵万智とのやりとりでちゃんと短歌の推敲過…

パンがなければ短歌を食べればいいわ

今日も前につくりかけた短歌のメモをあーでもないこーでもないといじっていて、新しい歌は詠めませんでーした。ふぇっ。毎日コンスタントにどんどん詠めないとしても、短歌から離れる日は無いので、焦らなくなったですね。毎日、ねこ脳が一個くらいずつかし…