今月号の未来が届いて、まだ月末なのに早く送ってくださったのですね、と思っていたら、きっぱりと不可逆的に師走になっていました。Oh…
師走は正直、嫌いですね。静かに過ごしていたいのに、ばたばたするのが嫌です。
未来、今月も届けてくださって、ありがとうございます。いつも感謝で何と言って伝えたらいいかわからないぐらいです。
今月号は、短歌の人たちと会えないし歌会はないし短歌ロスの限界がきていて、もうあかん、わたしの短歌ちゃん家出してしもて行方不明や、、、という状況から、イエローモンキーの昨年末の名古屋ドーム公演の配信をみて、すこし正気を取り戻してつくった歌でした。十首つくるのきびしくて、ちょっとこれは良くないな、と思いつつ数あわせに入れてしまった歌は落としてもらってありました。ライブのステージにちんどん屋さんが大勢であらわれて一緒になって演奏してた姿は圧巻で、歌にして残しておきたかったけどここは技量不足でした。
イエローモンキーのライブを短歌の連作にするというのは、もっと気持ちにもよゆうがある時にこそ再挑戦してみたいと思いました。
ファンの方が読んだら、これは失礼だぞと思われる点もあるかも知れませんが、ロックスターのファンですものきっとファンアートの一首、じゃなかった、一種と思ってかっこよくスルー決めてくださいますよね?
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ロックスター 森田しなの
あの夜のロックスターを三時間独占できるライブ配信
見えざりしステージは天国の地図高画質にて今甦る
エマとロビンがくちづけ交わせば歓声は極彩色に高まってゆく
冷静に見れば物凄い衣装だぞ昭和のかおりがしないでもない
五十代は実存的おじさんでありロックスターは奇跡のおじさん
この先もボトックスには頼らぬと語るロビンの美しき(読み:はしき)ほうれい線
イェッサー!と独り画面に叫ぶときライブに行けない苦さが滲む
お財布と相談しながらお布施する原価安めのグッズ選んで
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当たり前かも知れないけど、早くコロナが収束してほしい。
仲良しさんと集まって話したりごはん食べたり、歌会したり、ライブに行ったり、好きな時に好きなところへ旅をしたり、そして自粛のためでなく自由意志でひきこもりたいです。