恋を語る歌人になれなくて

2016,5月 LINEで送信したメッセージを「それは短歌だよ」と教えてもらったことをきっかけに、短歌な世界に引き込まれて行く。おそーるおそーるな一歩一歩の記録。

未来2022年3月号の歌

 

コロナワクチン3回目接種、ありがとうございます、ありがとうございます。

 

前回8月はまっっったく副反応がなかったのでよゆうで行ったところ、ピューーーッと熱が上がり腕がイターイになりました。。。

何日経ってもおさまってくれません。しんどい。。。

 

未来の今月分の月詠は先に出していたので、だいじょうぶでした。

不器用なのに、そういうところ先回りでがんばれるところは意外な長所でしょうか。

 

それにしても、アツイ。。。冷えピタが効かない、、、

 

今月の「未来3月号」も3/7といつもより遅めでしたが、無事届きました。

ありがとうございます。

 

今月の歌はかなりおもいつめていた時の歌でしょうか。

 

ぼつにしてもらっていた一首は、おもてに出さない方が良い歌だったかも知れん、とのちのち考えていたので、きっとわたしの考えることは師匠にはお見通しなのかも知れないなあ、など信頼を寄せる思いなのでした

 

よろしければごらんください。

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未来2022年3月号のうた  森田しなの


ゆめのなかわたしは壊れたロボットで危険だからと棄てられていた

唐突にリロードされる地に伏して蹴られ罵られている記憶

失った(奪われた)ことば喉からは乾いた空気だけがこぼれて

だれからも目を向けられず背中にはやわらかな苔の生えはじめおり

にんげんのわたしになって泣きながら目覚めたる朝しずかなる雨

濡れ髪を乾かしながら思い出す揺らめいていたあなたの髪を

おもいでのあなたはいつも逆光で泣き顔だったかも知れなくて

怒りでも悲しみでもないこの痛みいつかは土に還るのでしょう

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今月は未来作品批評会がZOOMで開催されます。

ふだんお会いできない方ともお会いできるのでは、と楽しみにしています。

そのときは、どうぞよろしくお願いします。