かりん4月号が届いて、ほわほわ。。。してたら未来4月号届きました。
いつも、ありがとうございます。
内容みっちりの結社誌二冊をがっつり読んで、月詠合計20首出そうとしてるあほの子は、どこのどいつだぁ~い??・・・アタシだよ!!(にしおかすみこだよ!!)って、まあ当然なりますわね。
今月号みて、ああああーーー運転中、スズメの大群に体当たりされて何羽か殺しちゃった時の連作ぅ、、、と思い出して気持ち悪くなりました。なんで、月詠に残したんだよぅ。思い出すじゃないか。。。
冬はたいがい、仕事ない時は居間のソファで本を読みながら野鳥をみています。
そういえば、わたしの歌はたいてい、現実のわたしとそんなに乖離していない、一皮ぺろんとめくればわたしと地続きなんですよね。ぺろん。
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鳥を待つのみ 森田しなの
風のなか裸木を抱くようにして自作のえさ場を枝に結わえる
庭にくる鳥を見たくてつやつやの野いちごを採る手は傷だらけ
冬の日は鳥を待つのみさみどりの窓辺のソファに仰向けになり
ほんのすこし目を離してるうちにああ、実だけなくなり鳥を見逃す
唐突にフロントガラスに影が差す雀の群れに体当たりされ
ヒッチコック!と咄嗟に叫ぶあの映画のラストシーンが思い出せない
バンパーに一羽の死せる雀あり水かきを開き標本のよう
骸から眼を離せない魂を失くしたきれいなものに惹かれる
はからずも鳥を殺したそののちも南天をあつめ鳥を待ってる
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いつも一首落としてもらってあるのですが、今回は久しぶりに十首掲載でした。
そして、今月号から時評のページを山川築さんが担当されるので、自分の歌もそこそこにすぐ読みました。
結社誌を読む楽しみって、顔見知りの人の歌を探して読むことや、大多数の知らない人の歌から推しをみつけることもあるけど、面白い連載が読めることだと思うんですね。
山川さんはわたしと同じ三重県在住で、都会みたいに短歌の本がほいほい手に入る環境でもないし、時評を書くことも大変だと想像するのですが、こころから応援しています。