恋を語る歌人になれなくて

2016,5月 LINEで送信したメッセージを「それは短歌だよ」と教えてもらったことをきっかけに、短歌な世界に引き込まれて行く。おそーるおそーるな一歩一歩の記録。

毎日題詠「茶」

最近は本を読む速度や勢いがほんとに下降していて、なかなか一冊を読み終わらない。
同時に別ジャンルの複数の本を読んでるけど、昔のように集中して読み続けられない。
まあ~、若い頃は本を読むしか楽しいことを知らなかったのもあるけど。

中高生の頃は、徹夜で本を読んでばかりいた。試験前は特に、逃避するように没頭して読んだ。

ふらふらで登校だけして、すべての授業座ったまま眠り続けたり、廊下をヨロヨロ歩いてたら次の授業の先生に捕まって、ちゃんと眠って来なさいと保健室へ連れて行かれて「ありがてぇ」とぐうぐう眠らせてもらったりしてた。

一度だけ、古文の先生からは「授業中寝てばっかりでどうして毎回試験はできるの?」と困った顔で聞かれたけど、そんなことは知らない。試験勉強のしかたもいまだにわからない。全教科、睡眠学習が効いたのかも。


今日のお題当番はわたし、もう歌を詠むよりお題考える方がむずかしいや。
お題は、「茶」
お察しのとおり、お茶(うちは緑茶より主に黒豆茶を煮出して飲んでる)を飲んでるタイミングで決めた。


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12/10(火) 題「茶」

女装への扉は軽く開かれた茶摘み娘の顔ハメパネル/おたべ富士

山茶花を母は好みて紅椿われは好みて日向を歩む/城野わーる

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毎日題詠してるのに、月詠はまだ仕上がってない......。
今月は、普段とちがうこんな感じでやってみたい、というのがあって、挑戦中。
月詠は毎回、なんらかの努力目標を自分の中で考えて苦闘するのが楽しい。

ほめられたいとか、そういうのはビックリするほど無くなって、それより最初の頃よりも楽しむ気持ちが大きくなってきて、それで短歌が続いてる気がする。