恋を語る歌人になれなくて

2016,5月 LINEで送信したメッセージを「それは短歌だよ」と教えてもらったことをきっかけに、短歌な世界に引き込まれて行く。おそーるおそーるな一歩一歩の記録。

「かりん」2026年6月号のうた

とうとう6月号になり、いよいよかりん全国大会の申し込み用紙が「かりん」に掲載されたのですが、台風や郵便事情もあるのでソワソワ待っていました。
と、いうより、今年は、毎年トーキョーまで出掛けることに母が文句を言いだして、参加できるかどうかもわからない状況だったので、届いてからどう振舞えばうまいこといくかな?と頭が痛かった初旬でした。

各地から届かない不安なメッセージがあふれていたのに、なぜか、すごい山間部に住んでるわたしのところには月曜の午前に届いていたのが不思議でした。ありがたいことですけど、とっても謎いわ。

かなり不着が多かったためか、しめきりを10日ほど後ろ倒しにするようすぐに対応してくださるのも、なんというか臨機応変でかりんらしいなあーと感激しました。


今月もすてきな歌集をもりもり読んでいるのに全然うたは作れず、胃痛はえぐいし、もー、ストレス発散に隙を見てはテニスで汗びっしゃびしゃになってました。

今月号は、Ⅱ欄見開き右上にいます。
え、いつも探すのに今月はすごく見つけやすいとこにいるー、ってうれしくなりました。よかったら読んでみてくださいませ。

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「かりん」6月号のうた 森田しなの


温かい部屋に集まり死んだふりしているウォーキングデッドカメムシ

風呂場にもカメムシは居るお互いに知らん顔して湯の中と外

カメムシの存在が当たり前になり錆びた画鋲もカメムシになる

次の世もうまく人間に生まれたらわたしをDaphneと呼んでください

恋人と歌に詠まれしゼフィランサスそわそわしながら球根植える

切り立ての髪を乱され春風に「ヴィーナスの誕生」を思いき

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前月号作品鑑賞のページで、江川美恵子さんに一首引いてもらっています。

眠りだけがわたしを静かに受けとめる母を育てた海辺をおもう/森田しなの

ありがとうございます。読んでいただいていることが励みになります。はじめの頃はうたをつくるだけで楽しかったけど、最近は、一方通行でなく読んでくださった方に何かが届けばうれしいと思うようになりました。

さて。
全国大会ですが、半べそで訴え、居ない間の食料をがっつり用意しておくことを条件にして、参加を勝ち取りました。イエス!!

全国大会でお会いできるみなさま、わたしは非常に人見知りがひどいのと、一年に一度しかお会いできない方のお顔を全員パーフェクトに覚えていられる自信がないので、見かけたら気軽に声をかけてください!よろしくお願いします。お友達になってください。少々瘦せましたが別人レベルまでは行ってませんから...(ざんねん!切腹!!)

 

 

「かりん」2026年5月号のうた

連休でぽやんぽやんして、連休あけたら「かりん」を届けてもらいました。
いつもありがとうございます!

今月号は、昇欄してはじめてⅡ欄に掲載されるので、どっきどきでした。
さがしたら、きっちり100ページに居ました。なんか、縁起いいかも?

ちょうどこの頃は、介護ストレスも頂点で、まったく歌がつくれなくなって、ますます悩んでしまって、始めた頃はたのしいばっかりだったのに、苦しいのにこのまま続けるのはどうなんだ?それにしてもテニスはた~のしぃ~なあ~うぉりやーー、とテニスに逃げて月詠も出せるか不安だったころです。

よかったら読んでみてください。

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5月号のうた 森田しなの

この冬はおかしなことが起きている庭の木の実に野鳥が来ない

鉢植えのレモンは四つ実を結ぶ 初めてのことで食べずに飾る

プチプラのある化粧品を世間では「ババアの粉」と呼ぶと知りたり

歌を詠む心がまるで整わず話す言葉もぎこちなくなる

眠りだけがわたしを静かに受けとめる母を育てた海辺をおもう

九年で遠いところに来たのかな 最初は楽しいだけだったはず

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はじめてのⅡ欄ですが、これからはもっともっとのびのび詠めるようになりたくて色んな先輩や仲間から学んでいるところです。ナンダカンダで毎月、かりん京都歌会の支部活動にも通っています。(吟行会のほかでは観光はしたことないけど)

昇欄しても、米川千嘉子さんは入会してはじめての大好きなお姉さまだから、ときどきお便りできたらいいな、って思います。Ⅱ欄になると、梅内美華子さんに月詠を送ります。かりんは素敵なお姉さまであふれてるので、これからもどんな素敵な出会いがあるかときめきます。

「かりん」2026年4月号のうた

短歌結社かりんでは、4月号で昇欄のお知らせが掲載されます。

全員、入会した時点でⅢ欄に入り、そこからⅡ欄へと昇欄していくことになるのですが、発表を確認してから月詠を送ると締め切りに間に合わない心配があり、昨年は「かりん」が届いて昇欄していないことをきちんと確認してから、いつものⅢ欄に郵送したものの、その時にわたしがあんまりアワアワ焦っていたために、昇欄に必要なことなどをやさしく教えていただき、「よし!わかった!わたしの昇欄はまだまだ先っぽいからⅢ欄でのびのび行こう」と思ってました。

そうしたら、今年の4月号では昇欄のお知らせに載っていてひゃーっ!大変!でした。
今年は昇欄のことも忘れて先週のうちに早々に月詠をⅢ欄の宛先に送ってしまっていましたので。アセアセしてメールで事情をお伝えし、お手数をおかけしてしまうことをおわびしたりしましたが、またしても米川千嘉子さんからのお返事メールにデレデレになってしまいました。Ⅱ欄になったので、これからは梅内美華子さんに月詠を送ります。全国大会の歌会で梅内美華子さんから『短歌うたことば辞典』を直々にいただいた時以来で、今からどきどきです。

 

それにしても、かりんって、素敵なお姉さまであふれ過ぎだと思うの。わたし的には正直、パラダイスです。

今月号では、まだⅢ欄をぺらっとめくったあたりにいます。来月号からⅡ欄に掲載されると思うと背筋にヒョッ!!という感じですが、のびのびやっていきたいです。

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4月号のうた 森田しなの

白髪の美しきこと しばらくは白黒二本を並べて見入る

ぐちゃぐちゃに荒廃してゆく心からどうしてこんな綺麗な真白

「舞台女優みたいな倒れ方だった」転び方ばかりほめられている

春になり気鬱の晴れ間は若いころ気後れしていたスコートを履こう

姪っ子が子を産んだこと半月の過ぎたるのちに聞く 名は知らされず

兄は祖父になりわたしの双六はいつまでも未婚から動かない

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久しぶりに前月号の十首(Ⅲ欄)の中に、鹿取未放さんに選んでもらえたのもうれしいです。ありがとうございます。読んでいてくれる人がいる、と思うとわたしみたいなものでも続けていていいのかな、って感じられて、今があるのかも知れません。

ぼんやりの母が突然てきぱきとタオル!救急!誘導!と指示/森田しなの

昨年度は介護のうたばかり詠んでいたので、かりん賞にまとめる時、同テーマのうただらけでまとめやすさはありますが、読み返して面白いものではありません。
今年はジジイのことはできるだけうたにしたくない、好きなことや楽しいことを詠んでいきたいものだ、と思っています。どうなることやら、ですが。

最後になりましたが、昇欄されたみなさま、おめでとうございます。
わたしも追いかけていきます。これからもよろしくお願いします。

 

「かりん」2026年3月号のうた

は?
え?
もう三月半ば?はえー!

先月あたりがどん底ピークで相変わらず歌が詠めません。
短歌を始めた頃は考えなくてもつるん、すとん、で自然の摂理みたいにできたのに、なぁ~にぃ~ゆうぅ~ええええゑゑゑ!?
正直、テニスの方が今たのしい。ウェアも新しくして、スカートに見えるキュロットですがまだ朝寒いので履いて行っていません。着るものに頓着しないのにテニスウェアは見てても楽しいので、このままでは普段着よりテニスウェアの方が増えそうです。

父も来週からまた施設に捨ててくるので、わたしが高熱を出して寝ているのを起こして食事のおかずが足りないから買いに行けとか言われなくなるのがめちゃめちゃうれしい。施設の金額も馬鹿にならないので、サクッと死んでくれたらサッサカ焼いてやるのに。葬式は旅行に行って出ない予定。

今月もかりんを早々に届けてくださってありがとうございます。
Ⅲ欄の見開き左下のほうに載せてもらっています。
介護のうたを詠み続けた一年でした。最後は流血デスマッチでしめくくりデス。

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かりん3月号Ⅲ欄 森田しなの

さっきまで怒鳴り続けていた父が静かになって見たら血みどろ

看護師の経験を持つ母親は躊躇なく割れた頭部を覗く

ぼんやりの母が突然てきぱきとタオル!救急!誘導!と指示

待ってたの?という程早く救急車と母は病院へ わたしだけぽつん

病院の道順を知らずオロオロとお隣に駆け込みナビを頼む

翌日になればぼんやりに戻る母 通院先でくつ取り違え

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あ。父は勝手に転んで頭をちょっと切っただけで、救急車で運ばれてすぐ縫ってもらって入院もせず帰ってきたので。いっそ見えないところでドクドクと血を流し続けて失血死でもよかったのにな、と言ったら母から、あれぐらいの出血では死なんよ、と冷静な訂正が入った程度でした。

毎日が、買い出しと両親の用にうもれてしまうので、隙間をむりやり作ってテニスに行っています。
さすがに12キロほど体重が減っているので、走って追いつくのが楽しいです。
つねに静と動のよろこび(趣味とか)を持っていたいと考えているので、静は短歌、動はテニスとおもっています。
が、こんなに歌が思うように作れないとバランスは偏ります。

 

「かりん」2026年2月号のうた

え?なになに?もう二月なの??ちょっと待ってー、という気持ちです。

減量の方は普通に食べてがんばらなくても(昼ごはんはケンタッキーのチキンのランチ、晩ごはんはピザ)ちゅちゅちゅちゅーっと体重がおちていきます。病気??
あんなにがんばって動画でみた運動をしてみても変化なさすぎたのがあほのように、毎日ぐいぐい体重も体脂肪率も下げです。どこかでストップ安になるかと毎日様子をうかがっているのですが、今朝はテニスを始めた時より10キロ減ってました。道理でテニスコートを走り回れる。まだまだ減量途中だけど、今でさえ、500mlのペットボトルを20本背負った体よりは軽く動けるよねー。
残念なことに、毎日みてる自分とか親は見た目の変化に気付かないし(入らなかった服が入るようになり、前に着ていた服がぶかぶかになり途方にくれたりはするけど)、テニスで毎週会うお仲間は「痩せた?」とか言われるまでには親しくないのじゃ。

少し食べて「おいしー」と思ったら、それで満足してそれ以上食べると気持ち悪くなるというか、前のように「食べ尽くしたい」欲求がなくなり、常にどこかで不安とストレスと来し方行く末が思んばかられるきもちで「食」が家族の胃を満たすための買い出しになっているのも原因かも知れませんねぇ。

今月号のかりん、Ⅲ欄の見開き左上にかろうじています。
ぢぐじょおー、一年間、介護の憂さを晴らすが如く歌にしてきたけれど、今後はたのしかったり、すてきだなと思えたことだったりを歌に詠みたいのじゃ。うう。

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Ⅲ欄 森田しなの

ガサガサの心を湯船に浸けるときニセモノの桃の香に苛立ちぬ

みの虫のポーズで毛布にくるまってやわらかいひとに生まれ直そう

気の滅入る父母の怒鳴り合いを避け自室に仕舞うからっぽの我

ケアマネに父は言い放つ「娘はね僕の子やないもんですからね」

冗談と聞き流されたが本当に父の子でなければと願ってる

こんなにも人を呪ったことはない 月光浴に濡れ髪冷えて

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認知症の父とはグーで殴り合いですからね。
顔面とかボディとか、認知症であほになってるから力まかせに殴ってきます。
殴り合ってて、あ、わたし、ピンポイントで痛手を負わせられるところをいい具合に殴れるタイプの人間なんや、って理解してしまいました。


あーーーーーーーーバレンタインデーなんか、ぬわぁんにも無かったよ!!!
そもそも甘いものは得意じゃないからな。
おもう気持ちは熱いけど、きっと伝えたらダメなんかもしれやん、推しとして推しているだけの方が、わたしだけじゃなくて相手にも負担をかけなくて済むのかも、来世でもう一度出会えたらその時はがんばって好きって言えるかな、とかこの頃弱気になってしまう。ほんとうに素敵すぎてめまいがするひと。無知であほうのわたしなど、恋人になってくださいなんて恐れ入り谷の鬼子母神、なのじゃ。。。

 

「かりん」2026年1月号のうた

しゅごい!!超速!!1月10日までに提出する月詠がまだできてない12/30のうちに、次の「かりん」を届けてもらいました。いつもありがとうございます、なんだけど、さらにありがとうございます、という気持ちです。かりんの新年はもう来ちゃった!フフッ。

そして、わたしは今年届いた「かりん」は今年のうちに!ということで、「孤独のグルメ」をチラ見しながらブログを更新中。月詠しなはれ。

最近は、寝る前にYouTubeで「美味しんぼ」公式チャンネルからランダムにみてるので、三重県歌人クラブ会報の一首評を書かせていただくことになったけれど、興が乗るとつい影響されて大仰な感想が出て、いかんいかんと書き進めています。それにしても、10月に「書いてもらえますか?詳しくは11月頃届きます」って聞いていたのに、1月締め切りだから大丈夫ですよって話だったからお引き受けしたのだけど、行数とか仕様が届いたのが昨日って、ちょっとモニョってしまう…。人畜無害のサイコパスとしては、家族以外の人には嫌われないように不平不満を言わないように受け流して生きているつもりだけど、今回の件は自分の時間が無い中をちまちま書き溜めるのがしんどかったから、特にもやーんと考えてしまうのね。どうやら全員に送られてきた文書に入れ忘れて遅くなったらしい、悪気があったわけじゃないのよね、森田しなの?あんなヒヨコに書かせるのは反対よ!って勢力があったとかじゃあ、ないよね、よね…。ん-…。

はいっ!あと数時間で2026年きちゃうけど、今年は軽い鼻かぜ程度でインフルエンザにもなってないし、喘息も大丈夫だし、からだも軽いし食も細い。おむつを履いてくれない父のおもらしを掃除しつづけてないといけないとか、いろいろあるけど、自分としては絶好調。山羊座は宝くじ当たるっていろんな占いでみたから、自分が選べない無意味な数字にお金を賭けることを普段は小馬鹿にしてきたけど、買っちゃいましたからね、年末ジャンボ宝くじ。千万、億万単位での当たりしか眼中にないから、今回は。待ってろー、優雅な老後!(当たったって家族にも言わず淡々と今まで通り生活する予定)

2026年1月号「かりん」のうたは、Ⅲ欄79ページにいます。
あれ?12月も79ページだったね、すごいミラクル~。ジャンボ、当たれ~。

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「かりん」2026年1月号 森田しなの

上へ上へベンジャミンのつる立ってゆく未来はこっちと誘うみたいに

遠すぎるあなたを知りたい願望が走りがちになり不眠はつづく

マッチングアプリ開けば迫りくる罪悪感と昏い恋しさ

プラ板にもにゅんと乳房を挟まれてマンモグラフィー身も蓋も無き

子宮がん検診も勧められたとき「子宮は付いてないので」とさらり

父と居る時間を煩わしくおもい父もわたしに出ていけと言う

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2025年は、介護のことばっかり考えてしんどい一年間でした。たぶん、かりん誌には掲載されなかったけれど、父を殺したいとか死んでほしいとか無意識にハサミで頬をえぐってしまったとか、不穏当な歌ばっかり浮かんでいた気がします。たくさんの方々に、支えられて救われてやってこられた一年でした。

2026年は、もうちょっと余裕をもって短歌したいです。新年もどうぞお世話になります。

 

「かりん」2025年12月号のうた

ただでさえ、家の中でウロチョロして転倒虫な父が、わたしがPC作業をしているすぐ横に立った気配がしたのにフッと消えて、母は壁でみえないキッチンにいて、なんとな~く横向いたら、父がどこかから血をどっふどふ流して座り込んでて。あー、なんだよ、めんどくせーな、のきもちで、母に「また転んどるわー。えー、血の海やん」って伝えたら、ちょっと認知症はいってきてる感じの母だけど、昔取った杵柄、看護師経験ありなのでなんの躊躇もなく傷口をのぞきこんで、左後頭部、5センチ程切れてる、清潔なタオルで押さえて!救急車呼んで!とか、「ナースXかよ」と舌を巻いたね。勢いに押されて救急車呼んで、状態と自宅の位置を説明して、他の人に直接血がつかないようにしながら傷口をタオルで押さえてください、奥さんは救急車に乗って、娘さんは搬送先病院が決まり次第連絡するので待機してから慌てず来てください、と指示されて、救急に電話してからはアッ!という間で、うちに一人ぽつんと残されて。すぐに救急の人からわたしの携帯に搬送先病院を知らせる電話がきたけど、行ったことない病院で、スマホでナビを設定するとか思いつかず、お隣に住んでて男手が必要な時とかさりげなく助けてくれる年のうんと離れたわたしから見ていとこにあたる人のところへ駈け込んでって、救急の病院まで案内してほしい件を伝えたら、既に救急車が来たとき母からも頼まれてたからとすぐ助手席に乗ってナビしてくれたんだけど、これがほんとに有り難かった。田舎のめんどくさい付き合いが嫌であまり近所の人と会わないようにしてきたけど、慣れない夜道を細かく案内してもらえて凄く助かった。夕方から呑んどるから飲酒運転になるし運転はしてやれんけど、案内するわ、とかちょいちょい和ませてくれて。

病院では、結局、頭を縫ってもらってきた。そこから一日おきに兄者の病院まで消毒に連れていって、間の日は母の用事で出かけたりで、毎日勤め人に戻ったみたいに自由がきかず疲ればかりたまっていった師走でした。

そんなわけで、かりん12月号のブログ更新が大晦日になっちゃったんだよー。
うえーん。疲れてる。眠りたい。死ぬまで眠りたい。

この頃、短歌のことを考えているよゆうがありません。
それなのに、好きな人のことは親が死んで葬式の最中でも思い出してしまうかも知れないくらい、どうしても好きなのです。
12月号、Ⅲ欄79ページにいます。

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12月号のうた 森田しなの

もう父を感じる部分もなくなってこころでは「認知症」と呼んでいる

間違えて認知症の買いし金麦を下戸のわたしが六缶飲み切る

あたりめをくにゃらくにゃらと嚙みながら遠くの君と呑んでる気分

赤々と火照ったからだを冷やすため冷凍庫ぎっしりの保冷剤

無花果の皮剥かれたる姿には直視できないエロスがかおる

大きなる窓開け放ち月光を骨の透くまで染み込ませおり

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実はいま、無理のない減量をしています。痩せたい!とムキになってた頃おちなかった大台からするする、父が認知症になってから一年で7キロ減ってました。何も運動してなくてほぼヒキコだったMAX体重から比べると10キロ減。着るものがゆるくなったので、スカートだとすぐおぱんつが脱げそうになります。自分の時間がもてなくて忙しいけど、年明けたら新しい1サイズ小さいおぱんつを買いに行きたい!(え?これが新年の願い??)来年は、ゆるゆるとさらに15キロ痩せてやりますよ。フフッ。

 

「かりん」2025年11月号のうた

あー。もー。ダーメダーメダメ、ダメ人間!
11月号のブログの更新が師走にずれこんでしまったわ。

11月は父の認知症が特にひどくて、全力で殴り合いになったりして、「おやじにもぶたれたことないのに」どころかグーで顔殴られたりもしたりして、しんどい月でした。
自分のことを考える余裕もなく、眠る前に密かにおもっている人のことをちょっとだけ思い出して涙したりしながら、短歌のことはすっぽり抜けて暮らしてました。

自分は短歌をつづけていけるのか?とわからなくなったり、きれいなことを歌にできない自分の感性は、、、ともやんもやんしたり、していました。

そんななか、一昨日は好天のなか、かりん京都歌会支部の吟行会で和気あいあいと寺田屋をみにいったりする中で、わたしは短歌よりも短歌で知り合えた人たちが好きなんじゃないかな?ご縁ができた方々に支えられてるのだな、と思いました。ここを見てくれているあなた、そう、あなたも、わたしを見守ってくれているメンバーズのおひとりなのですよ。いつもありがとうございます。

このごろ、Ⅲ欄見開きに掲載してもらうことが続いても、自分で良くないかもと思ってた歌だったりして、歌のよさがわからなくなります。
今月号も介護のうたで、介護の歌ってあたたかい、やさしい家族のイメージが浮かぶんですけど、わたしの介護の歌は父への強烈な殺意をはらんでいるので、ふつうにつくるとマジ死んですぐ死んではよ死んでみたいな歌ばっかりになるのを提出するわけにいかずまだマシなのを選んでるつもりですが、あたたかみがありません。

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11月号の歌 森田しなの

家にひとり認知症おれば毎日は呆れるほどに目が離せない

十回は鍵をかけたかたずねられそのうち疲れて答えなくなる

母とふたり買物に出た帰り道すれ違うヨレヨレで歩く父

施錠せず母を探して外へ出る徘徊の父は<無垢の巨人>だ

この夏は朝顔を植えなかったこと よゆうの無さに暮らしは淀む

ぱらぱらと抗不安薬をふふみたり小(ち)さき錠剤のおおく余りて

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無垢の巨人、ですよ。マジ、奇行種。まったく。

 

 

「かりん」2025年10月号のうた

10月は体調不良がひどすぎて何にもできませんでした。

ストレスから?胃痛が凄くて夜中にうめきながら胃薬を飲む日々でしたが、同時にインフルエンザにもかかっていたようで、熱が39.5度まで上がったり37度台まで下がったりを繰り返してるけどわたしのかかっている病院はつねに激混みで発熱など風邪っぽい症状の人は何時間も駐車場の車の中で待ってないといけないので、うちでおとなしくねていました、とこころから言いたいところですが、車を運転できるのはわたしだけだし一番近いスーパーまで車で10分かかるのでフラッフラで買い出しを担当していました。ほんと一家心中しちゃおうぜって気分でした。あ、胃痛はまだまだ続いているけど胃カメラが嫌でこちらも病院に行けません、過去みずぶくれみたいなじんましんが全身に出て別の皮膚科に毎日点滴に通う、ということがあったので、絶対胃カメラ反対!なのです。

10月提出分からかりん仕様の原稿用紙ができたので、ぺらっと一枚におさまるようになりました。でもかりんの到着を待っていては締め切りの十日に間に合わない恐怖心から、かりん誌で指定されていたPCで印刷する場合の仕様にあわせて用紙を作りはじめて直筆でなくPC入力で送りました。やっぱり手書き派なので、おちつかない気持ちでした。
投函して帰宅したらかりんが届いていたので、わずかなすれちがいでした。この原稿用紙を即両面コピーしておいたので次回からわたわたしなくても大丈夫そうです。

10月号のうたは、父を施設に入れて楽~なくらしをしていたのに返されてくることが判明して焦ってる頃(7月頃)ですね。町から担当してもらってるケアマネさんをあてにしていたら、次の施設のリストを頼んだら一件しか持ってこなくて、全然こちらの要望をきいてくれていないものだったので、すごくガッカリして、毎晩夜おそくまで施設を探しては印刷して資料を自力でまとめていた頃でした。そんな時のうたで、あまり楽しくはないですね。。。

Ⅲ欄見開き左上(81ページ)にあります。よかったら読んでみてください、でも楽しいうたはないですよ。。。

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10月号のうた  森田しなの

毛だらけの男の中指に見えるムカデを執拗に潰すミサンドリー

ムカデ踏むしつこく追っては踏み殺すわたしの後ろに母は隠れて

キッチンの覇権争いより今は母にたんぱく質を摂らせる

施設から問題児の父返すこと通告されて家(うち)じゅう揺れる

父の居た暮らしを三月(みつき)で忘れかけギャンギャンわめくだみ声遠し

小さな町の公的支援は乏しくて家族で道を探るしかない

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そんな訳で、七月末で施設から返されてきた父は毎日問題を起こし、母を困らせ、わたしには大学まで出してやったのに・・・出ていけ!!など暴言を吐きながら在宅介護をしています。週に二回デイサービスに行っている間に(出かけるまでが地獄、出かけたら平和~)、母の通院やあちこち用事に行くので、わたしの自由な時間はテニスのレッスンをむりやりねじこんで作っています。この前は、もう、しんぼうたまらんストレスのあまり、自分の心療内科の通院の隙間にヒトリカラオケなるものをしてきてしまいました、1時間だけどちょっとスカッとしました。

 

10月は体がいうことを聞かなかったから参加できなかったけど、11月の京都歌会の支部活動は寺田屋吟行なんです!歴史はあんまり詳しくないからちょっと予習してからお出かけしようかな、と楽しみにしています。

 

「かりん」2025年9月号のうた

九月に入って、ますます認知症の父の暴言がひどくなり、精神をえぐられる毎日です。

ヨチヨチ歩きで家の中でもしょっちゅう転び、もはや自力で起きる気もなく「オイ!オイ!オイ!オイ!」って叫び続けてるので、しばらく放置してから起こしてやるぐらいです。最近の父の流行りワードは「大学まで出してやったのにっ!!」です。わたし、怒りの沸点は低くない方なんですけど、これには真向からブチ切れてしまいます。わたしが受験生だった頃はたぶん競争率の高さがピークの時代だったので、本気で腹が立ちます。たいていおさえますが近くにいたら往復ビンタかましてしまいます。遠くにいたら物を投げます。ジジイが風呂に浸かったところを後ろから頭つかんで溺れさせてやろうかなぁ~と想像します。いちいち解剖なんかしないだろうし、完全犯罪じゃん?と思うけど、あーしまった、ここで言っちゃったからトリック(というほどのトリックでもないが)も台無し。また別の方法を考えなくちゃ。

さて、「かりん」九月号に掲載されたうたは、Yes!走り回ってようやく父を施設に放り込んだぜ!と少し楽になっていた一番いい頃かも知れません。でも施設では問題児だったのでしょっちゅう呼び出しの電話がかかってきてました。ほんと死んで。。。

今月号は、Ⅲ欄のぱらぱら~とめくったあたりに載っています。高評価な月とダメ月の差が大きいのが悩ましい。

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「かりん」9月号のうた 森田しなの

父の居ない食卓はすぐ貧相に 母は煮炊きをやめてしまった

女ふたりそれぞれ好き勝手なものを腹のおもむくまま食す日々

わが細胞そろそろスーパーぎゅーとらの総菜から作られつつあるか

ぶつかると気分が直るまでの間は互いに黙して時間を燃やす

寝室に上がれば独りの闇が待つ なんとなく母とみてるプロレス

転んだら母が電話で呼びますとお隣に頼み歌会へ行く

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かつて、三重県民愛用のスーパーぎゅーとらが短歌に詠まれたことがあっただろうか?
説明するとですね、スーパーぎゅーとらはお総菜が充実してておいしいんです。コロッケ45円とか。野菜とか買いに行ったのに、お惣菜がおいしそうでもう作るよりお惣菜買って帰った方がコスパも味もいいわ~と料理する気力をなくさせにかかってくる三重県ソウルフード的スーパーです。

そういえば、春先?に行ったとき、店内に流れる曲が普段のスーパーらしいなごやか曲から急にディープパープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」に変わって「ムム!ギター弾きたてのヤツが絶対イントロだけコピーしてまうアレやん」と果物売り場で聴きいってたら一曲終わったらすぐいつものスーパーの曲になって、今でもあれはわたしだけが聴いた空耳なんかも知れん、、、と思ってます。(この曲には思い入れがあって、中3の夏休みの自由研究は、自宅で兄の部屋から耳タコぐらい流れてたこの曲を和訳します、ということにして、その当時ぎりぎりCDじゃなくてレコード盤だったと思うけど付属の日本語訳を堂々の丸パクリで提出した、バレバレなんだけど英語教師も好きだったみたいでなんかほめられた、へへ。)

今月は、新しく刊行された上川涼子さんの第一歌集『水と自由』を手元に置いて、一周目で付箋をつけた好きな歌に戻ったり、ちょっと気になってなでてみたりしながらずっと一緒にいました。
わたしは以前、未来大辻欄におりましたので、上川涼子さんとはかつて同門で、オンラインで夜中まで時間を忘れて本の話やいろんな話を聞かせてもらったのを楽しく思い出します。大辻欄をやめてかりんの子になっても、短歌をやっていたらどこかで会うこともあるし、それっきりにはならない、と上川さんや同門だったみんなが背中を押してくれたこと、今でもうれしくて涙がでます。

上川さんの短歌は詩的で独特な世界が広がっていて、ずっと憧れていました。いつかまとめて一冊になって読みたいと願っていたので、本当にうれしい!
ぜひ、こちらからお読みください。

上川涼子『水と自由』 | 現代短歌社オンラインショップ


わたしの短歌はまったく逆で、自分の人生まるだしのもろだし、みめぐり四畳半短歌、って気がするからここから華麗に脱却したいのだけど、歌会などで、「ついついきれいなことを歌にしようとするけど、森田さんは飾らないところがいい」と言われたりするとエヘ~そうかしらぁ、とその気になってしまうのでした。
そういえば、8月号だったかに、「刑務所もクリスマスケーキ出てたから老人施設なら大丈夫でしょ」(細部うろおぼえ…)というような歌を送ったけれど、選で落としてくださっていたのは、これを読む人がわたしのことを刑務所から出所してきた人だと勘違いするしかない構成だからなのかな、と思い、選者の方々のおもいやりを痛感しました。短歌では文字数が足りなかったけど、刑務所は派遣先として一時期事務の仕事でコキ使われてた勤め先でした。刑務所務めならではのへえー!な話もいっぱいあるけど、それはまた今度。

「かりん」2025年8月号のうた

たのしみにしていた全国大会が終わって、素敵なおもいでに浸っていたらもう半月経ってた。
全国大会、貴重なお話が聴けたり、普段ゆっくり話せない人と話せたり、楽しかったですね。今の現実がどんよりなだけに、全国大会がきらめいて思い出されます。

馬場あき子先生にご挨拶させてもらえたとき、「しなのちゃんね、読んでますよ。しなのちゃん、いい名前だよねえ、しなのちゃん、しなのちゃん」と、今年も名前を凄くほめていただけたので、ああー、うたの方でももっとがんばらねば!と奮起しました。

実は、認知症でまだまだ体力もある父を母だけにあずけて二泊三日すると、徘徊したり、転んで起こせなくなるんじゃないかと思ったり、とにかくおもらしで洗濯物をじゃんじゃん出してくるからそれだけでも疲れちゃうだろうな、と思い、東京に行く間だけでもせめてショートステイに行ってもらおうとドタバタと新しい施設をみつけ準備をすべて整えたのだけれど、当日になったら行かない、とごねて動かなくなっちゃった。説得に説得を重ねてるうち、結局、施設の人が「お母さんも一緒にどうですかねえ?」の一言で、ケロッとショートステイ行く方向へ進んだ。母は急なことで簡単な荷物だけで送って行ったけど、まあ、結果的にはショートステイに行ったから安心、なの、か、な、、、??母は異常な偏食なので食事で困るだろうなあ、、、と気になりつつ、でも、父を施設へ、という目標は達したと思ってた。どっと疲れた。

でも。
明日からトーキョーだわと思って荷造りしてたところへ兄からLINEと電話がかかってきて、「母親分の施設利用料もかかるんだぞ、いくらになるか計算してから頼んだのか!」「自分が東京行きたいのが先にきてお金の計算してなかったんだろう」とぎゃんぎゃん責められて、茫然と電話を切ったあと、眠れず、東京に向かう早朝まで座って泣いてた。いつも修羅場やすぐ決めなきゃいけないその場その場には長男がいないし母は決めたり進めたりができない人だから、無理矢理わたしが決めなくちゃ誰も決められない、相談はいつも事後報告になるから仕方ないこともあるのに。もうわたし、何にも決めたくないよ。。。

かりん8月号は東京から帰ってすぐ届けてもらってました。全国大会で知ることができた方々の作品を真っ先に探しながら読んでいます。

今月号は、若月集に掲載されていたので、Ⅲ欄を最後まで探して「ないっ!ないよぅ!うぇっ!」と焦るいつもの儀式をやってしまいました。若月集に掲載されるとうれしいのですけれど、自分の作品が見劣りする気がして気恥ずかしくなります。作中主体もなにも、私生活まるだしのもろだし作品ばっかりですから、独自の世界をもっている若月集のみなさんの中ではニッチモサッチモまるはだかの気分です。今月は、はじめての7首掲載で、わあーーー(声:ちいかわ)とひとりで盛り上がりました。この先またあるんだろうか、七首掲載??

今月号、よかったらお読みください。認知症の父をやっと施設にブチ込んで落ち着いた頃のうたです。まさかこんなに早く追い出されてくるとは思いもしなかったんだよ、、、

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8月号 若月集 森田しなの

開けにくい蓋を開けるにはこつがあり「絶対殺す」と決めてねじ切る


気まぐれに父が入所に傾いた隙を逃さず手続きを踏む


あの朝の報われたる心地は確か 父の入所日を知らせる電話


パジャマなど着る物すべてに父の名をマジックで書く 呪詛としてなぞる


父の名を書いてやるのは気持ち悪い 幼い父の母になるようで


入所する朝までごねていた父を施設に置き去りにして逃げる


帰りみち母と大きなピザを買う 父が嫌うから食べられぬピザ

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うれしいことはつづいて、前月号の十首(Ⅲ欄)で鹿取未放さんに選んでもらっていました。読んでくださってる方がいてくださる、、、と思うと本当にうれしくて、下手で勉強不足のわたしも短歌をしていていいんだよ、って言ってもらってる気持ちがします。ありがとうございます。

父はもう自分のことを言われても亀みたいな顔で窓をみている/森田しなの(7月号)


そして、前月号作品鑑賞(Ⅲ欄)では、谷川保子さんに一首とりあげてもらっていました。桜を詠んだのだけど、そもそも桜を鑑賞できるような心ではなかったのだろう、と丁寧に読みほどいていただいていて、「気持ちは短歌で伝えられる」ということを改めて実感しました。ありがとうございます。

駆け回る日々の隙間にみる桜 車道を滑るように流れる/森田しなの(7月号)

 

現状は、父がショートステイから帰って認知症がますますひどく、おもらしも健在で、おまけにわたしと母が留守の間に鍵をあけたまま徘徊したり、もーれつなストレスになってます。わたしが介護で困ってると知った方は、必ず「公的支援を頼って」とおっしゃってくださるのですが、うちのような小さな小さな町の福祉サービスは乏しく、入れる施設もわずかです。父が早く死んでくれるのを毎日願っていますが、耐えられずにわたしが手を下しちゃう日の方が早いかも知れません。介護を苦にして親殺し。すごく理解、共感できるし、自分がいつそうなるかわからない。

いつか刑務所に逆戻り?(昔、刑務官ではないけど派遣されて刑務所で事務の仕事をしていました)したら、ムショから短歌を詠みましょうかね。

 

「かりん」2025年7月号のうた

今月号は、ついたちに届けてもらってました。早い!ありがとうございます!

六月から体調をくずして、眼が開かなくなったり(二年前もそんなこと、ありましたよね、全国大会直前まで・・・)、どこかどんよりした中で届く「かりん」は「そんなんじゃだめだよ~かりーん、かりーん」とひびくような気がしていつもより熱中して読んでいます。
眼が開かない、熱がある、といいつつも、かりん京都歌会の支部の活動にはイソイソ参加しているので、わたしの体調不良は前日までにピークが来てしっかり休むので、当日は何とかやり過ごすことができるようです。

 

実は、七月に入ると同時に、父をあずけている施設から、今月で出て行ってほしい旨、通達がきていてこれからどうしたらいいか、悩んで悩んで悩むばかりです。父はまだ足腰が動けるので、チョロチョロと一階(入居者は降りてはいけないルール)に降りてきて外へ出て行こうとして捕獲されたり、うちへ帰る!帰る!と荷物をまとめてみせたり、と問題行動が多いので、施設側からするとスタッフの少ない夜の時間帯に出て行かれたら困った問題になるので阻止したい、ということのようです。施設の人は、完全にボケてたらまだよかったんですけど、まだらボケなのでねぇ・・・ちょっと・・・と。
施設からの提案では、もっと高い老人ホームへ入れるか、デイサービスで昼間の接点を減らすか、って二択みたいです。これ、どうしたらいいんだろう?先のことが心配で、ぜんそくがひどくなり、咳が止まらない日々がつづいています。

今月号のうたは、Ⅲ欄見開き右下にいます。良かったらお読みくださるとうれしいです。これは施設に入るよう説得していた頃のうたですね。あんなに苦労して施設に入れたのにこんなにすぐ放り出されるとは・・・。泣けてきます。

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駆け回る日々の隙間にみる桜 車道を滑るように流れる

絶対に施設に行かん、家長だと父は怒りをわれにぶつける

母は父からわたしをかばうことはないサンドバッグとして差し出して

何人の家族かわからず朝食に父は三人(みたり)を数え続ける

こっそりと父がひとりで眺めてた形跡の残る施設のパンフ

父はもう自分のことを言われても亀みたいな顔で窓をみている

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もうすぐ東京での全国大会があるので、全国大会の歌会詠草集も届けていただきました。読んでてソワッソワのはずなんですが、父がその頃に帰ってくるので、どうなっちゃうのか不安で集中できないでいます。

 

えーーーい!
こんな元気でない時はこれニャー!!

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わたしの大好きなTHE YELLOW MONKEYさんの新曲きいてアイスノンして寝ちゃうニャー!!