恋を語る歌人になれなくて

2016,5月 LINEで送信したメッセージを「それは短歌だよ」と教えてもらったことをきっかけに、短歌な世界に引き込まれて行く。おそーるおそーるな一歩一歩の記録。

未来2018年11月号の歌「ことばとこえ」

はいっ。11月です。

2018年もあと二か月切ってますが、しょぼしょぼやっております。

ちょっとお仕事のチャンスが広がりそうな気配があり、今夜は心もち浮かれて布袋など歌いながら書いてます。ベビベビ、ベイビベイビベイビベイビ、ベイベエー。江頭さんでおなじみですね、ほんとは「スリル」っていうんですよ、あの曲。

 

今月の未来11月号から、夏韻集から山川築さんが前のほうのニューアトランティスへ!

おめでとうございます!これからも楽しみに読ませてもらいまーす。

山川さんは、伊勢歌話会に以前来てくださってて、じぶんごとのようにうれしいです。

 

わたしも精進します。

 

今月号では、なんと!アンソロジー7月号のページに、夏韻集の先輩・森本直樹さんがわたしの歌を入れてくれてあって凄く凄くうれしいです。

アンソロジーのページは、既に出ている7月号の全部の歌から選んだ歌で一連にしたページで、いつも好きで先に読むのです。いつかここに載せてもらえたらうれしいけど、わたしの歌が入ったら台無しにならないかな?しっくり馴染むチャンスはあるのかな?と思ってたので、今回、ぜんぜん違和感なく浮かずに置いてもらえていて、ほんとにうれしいし、ありがたいし、こういうことの繰り返しが励みになるんだなあと思います。

後輩の歌をちゃんと読んでいてくれる先輩に感謝です。ありがとうございますっ!

 

スピッツの「ロビンソン」ばかり流れてた新卒の春のFMラジオ (森緑)

 

今月号の歌は、夏の暑さにもみくちゃにされてた頃に提出したものです。

よかったら読んでみてください。どうぞー。

 

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ことばとこえ   森緑

昨日から天気予報にあらわれたスーパー熱帯夜という新語

いのちに関わる危険な暑さということば危険の中へ飛び込んでゆく

深夜二時西側の窓を開けたときまぶしい光にさっと身を引く

明滅する光で誰かが送ってるおそらくこれはモールス信号

家々の壁や庭先を通り抜けつよい光が届けることば 

恋人に電話をすると遠くからかぼそい声が聴こえはじめる

生産性の無い恋をして飯を食う生産性の無いうたを詠む

開店と同時に賑わうはま寿司でペッパー君がしゃべり続ける

甲高い声を響かすペッパー君母がふれると声は途切れて

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