今月のかりん2月号は、発売日前に送っていただいた現代短歌新聞2月号と同着でした。
かりん、いつも作って届けてくださって、ありがとうございます。
本を作るというのは大変なことだと思うのに、それを毎月絶え間なく。。。
なんだか感激してしまいます。
かりん2月号も読んでいてわくわくします。
わたしはまだまだお名前を存じ上げない方の方がずっと多いですが、どのページをぱっと開いて読み出してもいい歌があふれてると思うんです。
わたしは、難しいことを言ったり自分の言葉を駆使して批評したりするのがどうにも苦手です。
かりん、のびのび詠まれてていいな、好きだなと思う歌が多くて、なんだか落ち着きます。
あっ!!今気づいたけど、去年の3月入籍、、、じゃなかった、入会したからこれでかりん生活は一年になるのですね。まだまだ新婚気分ですよ。フフッ。
なんだかとても深いところで呼吸できるようになった気がしています。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
今月号では、「前月号の十首(Ⅲ欄)」のコーナーで、米川千嘉子さんに一首選んでもらっていたり、「前月号作品鑑賞(Ⅲ欄)」のコーナーで齋藤芳生さんに一首評していただいていたり、それもどっちも名探偵ポワロさんのドラマを見てる件についての歌だったのでうれしかったです。わたしのように地味な存在にも目を向けていてくださるあたたかい環境に、とてもとても感謝しています。
ノン!というポワロをまねてノン!という毎日つづく栗ごはんには/森田しなの
「名探偵ポワロ」を週に一度みるマゼンタ色した脳細胞で
今月号の歌はこちらです。よかったら、読んでみてください。
植物の歌、多いんですよね。。。
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春に芽を出したレモンはすべて枯れ乾いた土に手を差し入れる
さっきまでレモンが枯れていた鉢を青いビオラに植え替えてゆく
くちづけの作法も思い出せぬままいつかわたしは押し花になる
ぬばたまのジャンパースカートかぶる時たましいは少し離れてしまう
霜月のテニスコートで笑いあう半袖を汗だくにしながら
サッカーがそんなに面白いですか お相撲も凄く面白いです
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それから、2/5発売の現代短歌新聞で、三重県の歌人特集の29人ずらーりならんでる中になぜかわたしが混ざっています。新作五首です。買ってください。←
商業誌からの原稿依頼というものを初めて体験しました。
親が見ることも考えて、ちょっとおとなしくまとめちゃったかな、とは思いますが、普段、わたしと対照的に活字をまったく読まない両親が、もう、それ以上はやめてーって叫んでしまったほど、くっしゃくしゃになるまで熱心に、全ページわからないなりに読んでくれたので、ああ、お引き受けしてよかったな、と思いました。
お声掛けくださってありがとうございました。良い経験をさせていただきました。
現代短歌新聞は一部から、こちらから買えるようですよ。
今日発売なので、まだ現代短歌新聞1月号になってるのですが、2月号ですので・・・