ふええー。
九月終わりから、忘れたころに厄介な仕事が入って、しかも分量があいまいなのであいてる時間をフルに使って、ガツガツ労働しちゃうから、本も読めないし名探偵ポワロさんも見られないし、かりんもまだ少ししか読めてないんです。
「ふっ、在宅ワーク、オンとオフの区別をつけないとね(ここでお紅茶をすする)」なんてこと、一人暮らしならできてたけど、実家住まいだとどうしてもごはんの時間やお風呂の時間や起きる時間や、決まってきてしまうから実現がむずかしい。
「かりん」今月もつくって届けてくださって、ほんとうにありがとうございます。
毎月おもうんですけど、こどもの頃、山の中の田舎の小学校にも年に一度ぐらい子供に大人気のおじさんが「科学」と「学習」を売りに来てくれていて、わたしは「学習」派で「読み物特集」とかすっごく楽しみにしてたんだけど、毎月届く「かりん」はそれに近いうきうきがあるんですよね。
子供のころは年に一度かそこらだったと思うけど、おとなになったから月に一度たのしい本が届くんだぞ、と思うとおとなも悪くないな。
そう。「かりん」は歌だらけじゃなくて、リラックスして読める読み物のコーナーも評論も充実しているし、今月なんて全国の会員が紙上大歌会しちゃってて、すっごい面白いのです。
と、ここまで引っ張っておいて、あのあたふた事件を。。。
今月のかりんがテニスに行く間際に届いたのでもっていって、駐車場でひらいたのです。
わたしはまだ入ってすぐのⅢ欄ですが、ぺらぺらめくっていっても「しなの」の文字がない、、、、え?え?なんで?ちゃんとよゆうをもって1日から10日にキチンと届く、なおかつ一粒万倍日に毎月投函してる(これが意外とむずかしい)のに、届いてないのかな?あとで問い合わせしてみようかなぁ?と思って、でもすぐシャランラ~と気分をかえていつも楽しみにしてる「若月集」のページをめくったら、えええ、わたしがいる!6首掲載でした。
わわわわ、ってかなりパニックになってしまって、テニスの帰りほしいものもないのにスーパーに寄って稲荷ずしとみたらし団子(どちらも特に好きでもない)をどっさり買ってきてしまった。
初・若月集がしみしみとしみいるように心をあたためてくれてます、この激務のなかでも!
紙上大歌会のほうは、1~3票入った人のところに載ってました。
かつてわたしは人魚であった今生はバスを追いかけ全力疾走/森田しなの
今月のうた、よかったらお読みください。
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なみというあなたの名前が好きだった内なる人魚にひびくざわめき
ひとつずつこころがきゅっと揺れたこと数えてみても初恋だった
猫となら結婚できる蛇となら同棲までかなアクセルを踏む
先輩に借りた歌集を一首ずつハリボーを噛むようにして読む
解決はできないままで帰宅する爆音で聴くSlipknot
井戸水を庭中にまくよく伸びた雑草も薔薇もわたしも満たす
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角川短歌の馬場あき子先生特集もまだ全然読めてなーぁい。
わたしに時間をちょうだい。
っていっても時間ができたらますます仕事をガツガツしてしまう。本当は不器用で仕事が遅いから、それを悟られたくなくて無理してるのはわかってるんだけれど。