恋を語る歌人になれなくて

2016,5月 LINEで送信したメッセージを「それは短歌だよ」と教えてもらったことをきっかけに、短歌な世界に引き込まれて行く。おそーるおそーるな一歩一歩の記録。

「かりん」2023年3月号のうた

おひなさまの日ですが、お仕事先のトラブルで作業が停滞しててイィーーーーーッ!!てなっているところへ、「かりん」が届きました。わーい。

 

月初が近くなると、そろそろ届くかなーって楽しみです。

月詠は毎月、一粒万倍日を選んでシャランラァ~~と投函済みなので、楽しみにして待つだけです。

 

うちの母の口癖が「一月は行ってしまう、二月は逃げる、三月は去る」なんですけど、本気ですか?というぐらいの速度で、二月は逃げていってしまいました。

とにかく、ギュウギュウ仕事に追われて、そのストレスをテニスで晴らして。やけに忙しく過ぎていったなかで、こころがほっとするような出来事もあったりして。

 

今月号の月詠は、つるん、と出てきました。

現代短歌新聞に掲載いただく際に、推敲の大切さを学んだ(いまさら??)のですが、歌はつるん、するん、と降ってきたものをきゅっとうまくつかまえて、言葉に置き換えるところが楽しいと思ってしまうので、今月号の分の月詠をつくるのは楽しかったです。

そう、月詠がたのしいんですよ、最近。詠めない時もあるけど、それでも楽しい。

 

今月号は、若月集に載せてもらっていました。

Ⅲ欄をめくってもめくっても見つけやすい「しなの」という名前が出てこなくて、え?届いてなかったのかな?ってひやひやするのは、いつまでも慣れません。

若手の方のすごくいい歌が載っているページで、いつも楽しみにして読みに行くページなので、そこに載っていると、ソワソワします。みなさんみたいに短歌の素養がないし、読書量も少ないので、残された余生でどこからお勉強したらいいのか、悩んでしまいますが。

 

ーーーーーーー

嫌がらせされてもわたしは魔女だからあなたの不安がつかめてしまう

背後から投げつけられる石つぶて泣いてみせたら満足ですか

見習いで週にひとつの魔法だけ使えた頃のあかるい願い

使い魔は手元に置いたハンカチのちいさく縫われた黒猫の刺繍

結界の護りを通り抜けてきた罵倒は読まねば単なるデータ

眠ったら無防備になる 厄除けにラベンダー色の人形(ルビ:ひとがた)を持つ

ーーーーーーー

 

前月号作品鑑賞(Ⅲ欄)では、久山倫代さんに先月号から一首引いて丁寧な評をしていただきました。歌をつくったわたしより素敵な読みをしていただいて、うれしいです。ありがとうございます。

くちづけの作法も思い出せぬままいつかわたしは押し花になる/森田しなの(2月号)

 

そういえば、かりん賞って、去年の四月号から今年の三月号までの一年間の掲載歌で連作を編む、ということですよね?

わたし六月号から掲載してもらっているから、三月号までで六十首歌があるんですけど。

六十首並べてみたら、やっぱり花だの草だの土だのの歌が多いな、とか、鹿だの猿だのコメダに行ってみたがる母だの田舎の歌が多いな、とか、あらためて気づくところも多かったです。

わたしには賞に挑戦できるつよい心が足りないので、試みとして作ってブログで公開できたらいいな、と思ったりはしています。

 

 

三月は、まだまだてんこ盛りの仕事が残ってるらしいのに、トラブルで作業を停止させられていて、いつになったら的矢牡蠣食べ放題に行けるんだーーーー!!とわたしだけでなく両親ももやもやしているので、早くやっつけたい!!(的矢牡蠣の食べ放題シーズンは三月末で終わっちゃうのです)

 

あ。確定申告は今年も弥生ちゃんががんばってくれたので、ぱぱぱぱーん、と青色申告終わりました。でもなぜにPCだけで完結するはずの処理に、確定申告書類を送る一回のためだけにスマホアプリをインストールさせられたのか、まだ合点がいっていないんですよ、わたしは、、、