「かりん」6月号、今月も想像以上に早く届けていただきました。
郵便物の届くのが遅くなったのに、いつもありがとうございます。
五月後半、京都にて伊勢の歌人吉澤ゆう子さん(塔所属)の第一歌集『緑を揺らす』の批評会に毎月の歌会メンバー三人で参加してきました。
歌にもよく登場する息子さんが若樹のような青年になっていて、こまごまと気を利かせてお手伝いをしていたり、いろんな結社の方が参加されて熱心に意見を伝えあっていたり、この歌集のすばらしさとアットホームな雰囲気をしみじみ感じて帰ってきました。
帰宅したら、免許返納しろ!遠出はするな!と口酸っぱくふだん言っているのに、父と母が敦賀まで出かけてた!!ほかの車にぶつかって迷惑かける前にヤメロ!ってわたしがブチ切れるのをごまかすために蟹とうにを買って来ていた。信じられん。
しかも、誰もいない家では、ジューンベリーのてっぺんがバキッと折られて、のこりの実は全部とられてた…。でかける前に少し食べて、種をとっておいたから、来年は種からも育ててみます。
先週はかりんの川口慈子さんの歌集『Heel』批評会がZOOMで開催されました。
田舎民にとって、どうしても東京に行くには一泊ずつ必要になるからなかなか批評会に参加できないので、ZOOM開催はとてもありがたく感じました。
(でも半時間ぐらいPCが固まったり使えなくて半泣きだったのだけど...係りの丸地さんが途中からでも大丈夫ですよ、とXことTwitterで返信くださったので何とか参加できました。事あるごとに思うけど、かりんの若い方たちは本当によくできた方たちばかりなんですよね)
とても好きな歌集で、浅学のわたしにはどう読んでいいか迷う歌もあったけれど、勉強になりました。歌会もそうだけど、ほかの人の読みを教わって深まるとうれしくなります。
暑さやおでかけや色々に後押ししてもらって(あと、クスリも増量になったし…)からだは寝たきりから回復してきました。起きて様子をみながらですが、テニスも復活しています。
さて。
今月の「かりん」もⅢ欄見開き左上にいます。
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かりん6月号 森田しなの
眠りへと沈む合間にひとのこえ恋しくて流す稲川淳二
こめかみに白髪がきらきら生え初むるじっくり見たくて抜いてしまえり
わが推しは豊昇龍で宇良に阿炎、翔猿も好き 止まぬ推し増し
ああなんと言われても好きなものは好きわたしの好きで弾む細胞
咳がひどくレントゲン検査すぐ受ける 肺に広がる白きもやもや
素人のわたしでも「うわ」と声が出る院長が言葉選ぶより先に
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実は、ぜんぜん関係ない症状で、来週早々に大きい病院行ってきます。
婦人科です。
昔、捨ててきた子宮はもう無いので生理痛のない無痛ワールドに生きているけど、まさかの意表を突いたこわい状態になってしまいました。
婦人科とか、内診(スカートは履いたままおぱんつだけ脱いでベッドに乗り、カーテン越しにおなかの中を触診される)とか、特に若い女性には不安や恐怖心あるかも知れないけど、正直、一回経験したら、慣れると思います。生理痛重いとか、おなかがめちゃめちゃ痛いとか、おかしいなと思ったらすぐ婦人科に行ってほしい。女医さんを指定することもできるし、病院に相談してみてほしい。
って、毎月、わたしの体調報告ブログみたいになっててすみません。。。