恋を語る歌人になれなくて

2016,5月 LINEで送信したメッセージを「それは短歌だよ」と教えてもらったことをきっかけに、短歌な世界に引き込まれて行く。おそーるおそーるな一歩一歩の記録。

「かりん」2024年10月号のうた

今月のかりんは遅れながらも無事届いたのでよかったです。

おかね振り込み月だったかな?とちょっと心配してしまいましたが、いつも本当にお世話になってありがとうございます!

なんと、前の結社をやめてから疎遠になってしまっていて、どうしてるかなーって思ってた友人が今月入会扱いで入会していたと聞いたので、いっしょにのびのび短歌活動、短活!していけたらいいな、って思ってます。

 

今月号は、まだ恋する前状態だったので、怒涛の恋うたまみれは来月号から、でしょうかね。

 

今月号は、久しぶりの若月集掲載で、気持ちが引き締まると同時に、やったーだれか焼肉おごってー、って思います。わたしみたいなテクニックだとか全然わからないまま思いつくままやって来てしまった平々凡々子ちゃんにはとっても狭き門です。

 

23ページ「若月集」にいます。どきどきします。

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10月号のうた 森田しなの

お手製の桑の実ジャムをいただいた収穫の歌を味わったのち

気のせいでも「時短、時短」と唱えおりリンスのいらないメリットシャンプー

人生ではじめて書いた「膣」の文字 焦ってスマホから問診票へ

遺影用写真を撮っておかないと 父母よりもわたしの分の

恋人の写真も撮らずに生きてきたスマホの中には植物ばかり

バスタブにうなじをもたせかけて浮く 乳房だけ空気にふれて可笑しい

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かりんの歌会ではないのですが、年代ごちゃまぜの歌会で、年配のベテランチームのみなさんに、わたしのうたは「おしり」(この時は焼き芋のしっぽのことをおしりと言ったのですが)とか出てくるから一瞬どきっとする、昔は「うたことば」にふさわしくない使っちゃいけない言葉とかがあったのよね、と教わったことがありました。今月号では、「膣」はセーフなんかなぁ?「乳房」はよく見る気がするしセーフやよなぁ、とか崖っぷちの足元を確かめるように試しながら詠みすすめてみました。

 

ところで、桑の実ジャムなんですけど、めっちゃめちゃ美味しくいただきました!

地元で月に一度つづけている超結社(ほんとみごとにバラバラ!)歌会で全員分つくってきてくださったのでした。

なんでも炭酸で割りたガール(え、ガール??)なので、つぶしながら炭酸に入れてみたり、オーソドックスに無糖ヨーグルトに入れてうま!うま!ってヨーグルトをあるだけ全部食べてしまったり、すごく感激でした。

 

うちのジューンベリーは今年は豊作だったのですが、ちょっと目を離したら枝ごとバキッとすべての実をもっていかれました。まあ、豊作でもジャムが作れるほどまだ収穫できないですけど。

 

こんなこともあろうかと、というわけでもないのですが、食べたものを種から育てるのがライフワークみたいになってるので、今年はジューンベリーの種をたくさん取っておきました。

 

収穫までには何年もかかりそうだし、発芽するかも謎ですが、もし春になって、ジューンベリーの種をまいてのんびり成長を眺めてみたい方がいらっしゃったら、どうぞメールください。郵送しますね。

メールは

shinano_frenchfries★yahoo.co.jp

(★はあっとに書き換えてください) までお待ちしてます